寒梅会 名の由来 of 同志社大学 経済学部 島ゼミ同窓会 「寒梅会」

寒梅会の名の由来

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 校祖新島先生が、同志社生徒深井英五(のち日銀総裁)に贈られた「寒梅の詞」=「真理は寒梅のごとし、あえて風雪を侵して開く」は、私の大好きな詞です。

わがゼミ同窓会が「寒梅会」と名づけられたのは、この詞の心である、真理の厳しさと香わしさを、いつまでも心に刻み、真理を学ぶ喜びを教えてくれた母校・同志社に限りない愛着をもち続けようという願いから出たものですが、同時に中国伝来の梅の花をつうじてつねに日中友好の心情を通わせ、また「乾盃」を重ねて深められてきたゼミ生の友情を、いっそう深めていこうという意味もこめられています。
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 1978年9月23日、ゼミ10周年を記念した第1回同窓会で、私から提案させていただき、参会者の賛同を得て命名しました。なお新島先生には、いま一つ、「庭上一寒梅笑侵風雪開、不争又不力自占百花魁」という「寒梅の詩」があり、広く愛唱されています。(島 一郎)

島ゼミ 寒梅会の会員と集まり

  寒梅会は同志社大学経済学部に在学中、島 一郎ゼミに在籍しゼミを修了したOB・OGを会員として構成され、全35期・36クラス(18期生のみⅠ・Ⅱ部2クラス)の会員総数は882名(物故者を含む)を数えます。総会は原則として4年に開かれこれまでに8回を数えました。

また東海や北陸、さらに最近では中国・南部でもミニ寒梅会が開催され、地域・職種・年代・学年別など今後多彩な会合を開いて相互理解と友情を育むことを目指しています。こうした寒梅会の集まりには、毎回現役ゼミ生(横井ゼミをも含む)に参加をお願いしたほか、時宜に応じて、先生の奥様やゲストの方々をお招きし、先生が指導された大学院・教育実習受講者の有志などをも特別会員としてお迎えしています。