寄稿文一覧(TOP) of 同志社大学 経済学部 島ゼミ同窓会 「寒梅会」

ようこそ寒梅会ホームページへ

島ゼミ 寒梅会会長 小島 正憲 (1期生)

小島さん.png今回、会員相互の親睦や情報交換を兼ねたHPを開設することになりました。そこで寒梅会について、あらためてご紹介させていただきます。寒梅会とは、島一郎先生の教えを受けた多くの人が、先生の人柄に惚れて集まり、交流を深めているグループです。

第1期生はすでに還暦を迎え、社会の表舞台から離れる段階になっておりますが、第35期生は、今まさに光り輝いて社会に飛び立ったところです。今まで寒梅会では、4年に一度、これらの会員全員が一同に集合し、旧交を温めてきましたが、さすがに多人数となり、いささかその開催が難儀となってきました。そこでHPをうまく活用し、情報交換を密にしながら、会の地方開催などをも含めて、多様な展開を考えているところです。

たとえば、第1期生の中には、卒論を中途半端で終った人が少なからずいます。そのような人に、この場を再チャレンジに利用してもらえるのではと思っています。また、遠くの異郷で、キャンパスを懐かしく思っている人もいるでしょう。その様な人たちに、ときおりその映像を送ることも可能です。さらに少子化の昨今のことですから、今後、同志社大学も大きな変貌を遂げることでしょう。これについても、具体的な状況をお知らせできると思います。またOB・OGの中には、中国関連事業に携わっている人も多いので、ナマの中国情報も出てきます。もちろんその中には、ビジネスに直結するような情報も出てくると思います。

いずれにせよ、このHPをみなさんで肩肘はらず、おもしろいものにしていただき、有効活用していただけたらと思っています。会員みんなで作り育てていくホームページ、ぜひともよろしくお願いします。

寒梅会HP開設によせて

寒梅会 事務局長 家長 隆(7期生)

ienaga さん.jpg昨秋、盛況のうちに開かれた寒梅会総会では、元気に回復された島先生や懐かしい旧友たちと再会できたことが何よりも喜びでした。準備に奔走、協力して頂いた皆さまには、本当に感謝したいと思います。その際、総会に提案し了承されたHPの開設がいよいよ実現の運びとなりました。ここに開設のために汗を流して頂いた方々に改めて深い感謝を捧げながら、皆さまとともに喜びを分かち合いたいと思います。

 私たち7期生が島ゼミに入った1972年は、日中国交回復にともない中国への関心が急速に高まった時でした。しかし、まだ「文革」の混乱が続いていたこともあって、実際的な調査や研究の資料は入手できない時期でもありました。そんな中でも、島ゼミで毛沢東の著作や近代の日中関係史を学べたことは、中国理解の基礎として大変有意義であったと思います。

高校教員をしている私は、修学旅行の引率で何度か上海や蘇州を訪れる機会を得たのですが、そのつど社会、経済の変貌ぶりに驚かされます。それだけに、ソ連・東欧と異なって、「社会主義」を掲げた体制がなぜ維持できるのか、中国共産党の社会的権威はどこから来るのか、と改めて考えてしまいます。高校生には常々「21世紀は中国の世紀になるよ」と語ってきましたが、今も中国は興味の尽きないテーマです。

寒梅会は、私たちの青春時代の1ページ、ゼミの思い出を語れる場ですが、ここには35年間という長い時系列もあります。HPができると、これまで余りなかった年次間の交流が大変し易くなります。35年という年月を考えると、皆さまが語る思い出だけでも、各々の時代感覚や社会意識の違いが表現され、興味深いものになると思います。さらに、さまざまな分野で、個人同士が交流する新たな機会にもなり得るでしょう。

このHP開設が、互いの交流を深めたり、中国に関する情報を得る機会になり、それが今後の寒梅会の多様な発展の土台となればこれほど嬉しいことはないと思います。みんなで心を合わせて楽しく有意義なHPを作っていきましょう。

寒梅会HP開設おめでとう

島  一郎

島先生.jpg島ゼミ卒業生のみなさん、寒梅会HPのオープンおめでとうございます。
私も少しばかり作業のお手伝いをしましたが、そのなかでみなさんの学生時代の若々しい情景があれこれおもいだされて、私自身もすっかり若やぎました。

人生、ふりかえってばかりではいけませんが、ときにはその原点である学生時代の初心に立ち返ることも大切なことです。このHPを開いて、そこから思いがけず親しかった旧友と感動の再会を果たせたり、世代を超えて新たな人生の友と巡り会うことができたらそれはすばらしいことではないでしょうか。

どうかみなさんで、楽しく中身豊かなHPを作って下さるよう期待しております。