第6回 寒梅会(1997・11・9)
第Ⅰ部 記念講義(神学部チャペル)
・島先生「ゼミ30年・人生60年」
・ゼミ論文を参加者に返還
第Ⅱ部 総会・懇親会(鶴清)
・参加者 OB・OG 183名
・現役生代表44名・ゲスト8名
・計 237名(先生ご夫妻含む)
「島ゼミ記念誌」を発行

第6回寒梅会は1997年11月9日(日)開催された。今回はゼミ開講30周年と先生の還暦との二重の喜びがちょうど重なるとあって、各地から参加した仲間は全28学年・183名に及び、現役3学年の代表や、太田 進・西村 卓先生など数名のゲストの方々をあわせて230名余りを数える大盛会となった。

恒例の第Ⅰ部「ゼミ」は神学部チャペルで行われ、長年の日中合弁事業の功労でこのほど中国政府から受勲の栄誉を受けられた小島正憲会長(1期生)から開会の挨拶、現役代表・毎熊孝弥君(31期生)から歓迎の挨拶があった後、島先生が満席のOB・OGを前に「ゼミ三十年、人生六十年」と題して記念講義をされた。このなかで先生は激しく移り変わった時代の流れを日本と中国、同志社、ゼミのことなどを焦点にあわせて語られ、そのなかで巡り会った恩師・友人・ゼミ生とのいくつかのかけがえのない出会いについてふれられ、久々に聞く先生の情熱的でしかも暖かみ溢れた講義に一同は深い感銘を受けた。またこの席で先生がこれまで大事に手元に保管されてきたゼミ論文が参加者一同に返却され、一同を代表して塩野和夫さん(7期生・西南学院大学教授)が受領した。

第Ⅱ部は席を「鶴清」の大広間に移して開催。
まず舞台に全31学年代表が勢揃いして先生ご夫妻を迎え、会場を埋め尽くした参加者全員がテーマソング「若者たち」を大合唱するなかで先生ご夫妻を迎えて開幕。現役生一同から贈られたお祝いの赤いベストをまとって一段と若やいだ先生を中心に「鏡割り」を行った後、OB・現役が入り交じって近況や思い出話を語らい、アトラクションに興じて、お家芸の爆発的な盛り上がりを見せ、甦る青春を満喫して、しばし時間を忘れる楽しくなつかしい一日となった。

なお、今回は11期生が幹事を担当され、開催を機に「島ゼミ寒梅会 記念誌」が刊行された。
(24期生 横井 和彦)
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