地方寒梅会のあゆみ(四国) of 同志社大学 経済学部 島ゼミ同窓会 「寒梅会」

四国寒梅会

07/11/10(第1回四国寒梅会・高松)
四国寒梅会を終えて

世話人代表 長野 新一(1期生)

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(左:昼の部)(右:夜の部)

最初開催の呼びかけをしたときには、在住者も少なくどうなることかと一抹の不安もありましたが、幸い皆さん方の積極的なご協力をいただいてその過半数の参加を得て先生ご夫妻を囲んで楽しく懐かしいひとときをもつことができホッとしているところです。

特別の企画を考えずに、ただ参加者のご都合や交流の時間をなるべく長くし、小さいながらも手作りのアットホームな運営をめざしたつもりですが、先生はじめ皆さん方のHPへの書き込みを見て、結構楽しんで頂けたのかな、と思います。

会の盛り上がりについては中嶋さんから下記のように詳しく報告して頂いておりますので、付け加えることはありません。掲示板とあわせてぜひお読みください。

ここで復活し、また新たに生まれた友情の輪が今後ますます深まり拡がることを願うのみです。

準備や運営の面で多々至らぬ点があったここと思いますが、それをカバーして頂いたみなさん、ありがとうございました。
元気で、また逢いましょう。

ほのぼのと よみがえる青春
世話人  中嶋慎治(7期生) 

11月10日(土)正午から香川県高松市の「ルポール讃岐」において島先生ご夫妻をお迎えして四国寒梅会が開催されました。

昼は仕事で参加できないが夜ならば出席が可能であるというOBのために夜の部も設定し、昼夜2回の会を催しました。出席者は直前になってやむを得ず都合がつかなくなった人もいたために、昼の部と夜の部をあわせて延べ人数で9名という少数精鋭でしたが、それでも連絡のつく四国勢意の半数以上の出席を得、島先生と卒業後に初めて会うというOBも出席されるなど、非常に盛り上がった会となりました。

まず、今回の四国寒梅会開催の世話人として会場の手配などに尽力していただいた、第1期生の長野新一さんの開会の挨拶で会が始まり、島先生から一言(とはいうものの、20分ほどの中身の濃いお話でしたが)いただいた後、卒業後35年ぶりに始めて島先生と再会するという第4期生の笠井秀昭さんの乾杯の発声により宴会が開始されました。

学生時代の話に花が咲くなか参加者一人一人が近況を報告するなど、みんながうちとけてほのぼのとした雰囲気のうちにあっという間に3時間が経ち昼の部が終了しました。

つづいて、午後6時から長野さんのご尽力で、「にたきや蔵」という非常に家庭的で美味しい上に値段がリーズナブルな居酒屋に場所を移し、夜の部が開催されました。

わざわざ夜の部だけに愛媛県西条市より日帰りで参加した先山さんや仕事を早めに切り上げて参加した黒田さんなども加わり、昔話に花が咲きました。とくに黒田さんは学生時代に質問し忘れたという社会主義の理想と現実について島先生に議論を挑み、それに先生が的確に答えられて、久しぶりに先生の講義を聞き、まるで学生時代に戻ったかのような気がしました。

夜9時ごろに夜の部を終え、先生も一緒に行きたそうにしていたのを無理やりにホテルに送り、何人かは高松の飲み屋街に繰り出しました。

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 (左:高松・栗林公園)(右:松山・道後温泉本館)

翌11日(日)、第7期生の矢野さんの案内で、先生ご夫妻は午前中、栗林公園と玉藻公園を鑑賞され、午後のバスで、松山勢とともに松山へ出発しました。

松山では道後温泉に宿泊され、子規記念館や坂の上ミュージアムを見学したり、砥部焼の窯を見学したりして後、改めていっぱい酌み交わしながら、私たちの質問に答えて現在の厳しい世相との関連で軍国少年であった生い立ちから安保闘争の学生時代、そして学園紛争や文革の若手教員時代などのこれまで聞けなかった話をゆっくり聞かせていただきました。

翌12日(月)には、先生の恩師・住谷悦治先生が戦時中菊池寛の紹介で奉職された松山大学を訪問、私の研究室にもおいでいただき、午後のJRにて帰途につかれました。

非常にハードスケジュールで先生の体調を心配しながらの3日間でしたが、先生ご夫妻を四国にお迎えし、寒梅会を開催できたことに非常に満足しています。

先生の姿を見ていますと、各地で寒梅会が開催され、それに出席されることが生活のハリとなりむしろ健康維持に役立っているのではないかとも思いました。

その意味においてまだ開催されていない地域においても今後寒梅会が開催されることを願っています。もちろん四国においても、今回出席できなかったOB・OGのために再度開催したいと思っています。
皆さんご協力ありがとうございました。

(出席者)
島先生御夫妻、長野新一(1期生)、笠井秀昭(4期生)、
黒田記由(5期生)、高田三喜雄(7期生)、中嶋慎治(7期生)、
矢野 満(7期生)、近藤 晋(7期生)、先山浩司(19期生)、
加藤健司(特別会員=21期相当)

(本人・家族の病気のため不参加になった人)
岡  始(2期生)、大家賢三(9期生)

(なお、参加者の感想は「掲示板」をご覧ください)

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(左:昼の部)(右:松山大学・中嶋研究室)