35期勢揃い(22~24) of 同志社大学 経済学部 島ゼミ同窓会 「寒梅会」

教えるとは希望を語る事.png

22期生:1987年度生(27名)89/4-91/3

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開講まもなくまだゼミが軌道に乗り切らない時期に起こった「第2次天安門事件」の衝撃。ゼミで経過などを説明するうちに、思わず涙が伝わったのを思い出します。このゼミはスケールの大きい猛者揃いだったことが特徴で、チームワークも抜群。何をするにも爆発的で、コンパはもちろん教室でも、知らぬ間にそのペースにすっかり乗せられ、さすがの私も少々もてあまし気味でした。(島)

87年度生は決して優秀ではなかったけれど、それなりに、まじめに、一生懸命、また楽しんでやっていたと思いますし、ゼミとしてのまとまりもあったと思います。
しかしそのまとまりは、島先生に、秘密の(?)というか、いつもの飲み屋に連れていってもらって発揮される事が多かったようです。今後、先生には一日でも長く同志社の教壇に立ち続けてもらいたいので、くれぐれも健康には気をつけていただきたいと思います。
(落合美紀・旧姓玉木)


23期生:1988年度生(27名)89/4-91/3

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天安門事件についで東欧の混迷からソ連の崩壊へと続く激動の時期にゼミを過ごしました。前年に続いて規模の大きなゼミでしたが、それぞれ持ち前の個性を発揮して、よくゼミを盛り上げてくれました。
コンパなどでの楽しさが印象に残りますが、それだけではなく夏合宿での長時間の報告で、居合わせた他のゼミを驚かせたり、卒論合宿で大激論したことも懐かしく思い出されます。(島)

天安門事件、ソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊とエポックメイキングな事件か続き、何か時代と接点を持ちたいという気分で参加した島ゼミ、一部にはまとまりのない回生だという声もあり、まあそれは時代の転換期のとりとめのなさの表れでしょう、というのはこじつけとしても、ロストジェネレーションが欠落部分を回復するためのリハビリの様なノリは確かにあったような気がします。
典型的モラトリアム世代の僕らが先生の「熱さ」をどう受け止めるか、そんな90年代の幕開けを象徴するかのようなゼミでありました。(中山慎司)


24期生:1989年度生(24名)90/4-92/3

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このゼミの特徴はなんといっても全員の仲の良さ。いつもなごやかな雰囲気でなにをするにも最後までよくまとまり、議論もなかなか独創的でよくもりあがり、充実した楽しい2年間でした。ゼミ旅行は卒論合宿のあとの雪の金沢。ふるえながら酒を求めて深夜の凍てつく街をさまよったのを思い出します。
このころから、大学院への進学やさまざまな資格試験を目指す人が多くなりました。(島)

街が眠る頃、仕事を終えアパートの鍵をあける。ネクタイをほどき、タバコに火をつける。煙が目にしみる……。留守電に横井のかん高い声が……「原稿まだ?」。仕方なくペンをとる。う一ん、ゼミの思い出……、ペンが進まない。何故だ!何故進まないんだ! そしてオレはある重大な事実に気づいた !それはオレはゼミの時間ずっと寝ていたということ。これじゃ書けないよねえ。そういえばみんなもねてたもんなあ? だってみんな、子守唄みたいな内容の発表しかしてねえんだもん。(田邊志朗)